当直の希望収集を紙とLINEからアプリに変える方法
当直表づくりの手間の半分は、実は「割り当て」ではなく希望の回収にあります。 医局の紙に書いてもらう、LINEグループで聞く、すれ違いざまに口頭で言われる—— 収集経路が増えるほど、転記ミスと聞き漏らしのリスクが上がります。 この記事では、希望収集をアプリに一本化する具体的な手順を紹介します。
紙・LINE収集の3つの課題
- 情報が散らばる — 紙・LINE・メール・口頭の4経路から届いた希望を、 作成者が1つの表へ手作業で転記することになります。ここが最初のミスの温床です。
- 締切管理と催促が大変 — 誰が未提出かを把握して個別に催促する作業が毎月発生します。
- 「言った・言わない」が起きる — 口頭やチャットの流れで伝えられた希望は記録が残りにくく、 確定後のトラブルにつながります。
アプリ収集の仕組み(みんなの当直表の場合)
無料アプリ「みんなの当直表」では、作成者がルームを作ってパスワード(PIN)を共有するだけで 希望収集が始まります。参加者はiPhoneアプリまたはブラウザからルームに入り、 各日について「可・希望・厳しい・別業務」の4択をタップするだけ。 学会や外勤などの絶対に入れない日は「別業務」にしておけば、割り当てから確実に除外されます。 希望や「厳しい」の入力回数には上限が設定でき、残り回数はゲージで見えるため、 特定の人だけが希望を出しすぎる事態も防げます。入力は即時に同期され、 作成者は誰が入力済みかをいつでも確認できます。
アプリを使わない先生がいる場合は「代理入力」
移行の最大の壁は「全員にアプリを入れてもらうこと」ですが、実は全員導入は必須ではありません。 アプリを使わない先生は「代理参加者」として登録し、紙やLINEで聞いた希望を 作成者が代理で入力すれば、自動割り当てのうえでは全員が対等に扱われます。 まずは作成者1人がアプリを使い、全員分を代理入力する使い方から始めても、 転記先が1か所になるだけで運用は大きく楽になります。
移行のステップ(おすすめは1ヶ月の併走)
- 今月: 従来どおり紙・LINEで集めつつ、作成者が全員分を代理入力して自動作成を試す。
- 翌月: PINを共有して、スマホが得意なメンバーから直接入力に切り替える。
- 翌々月: 直接入力を基本にし、使わない先生だけ代理入力でカバー。締切は「前月◯日」に固定。
集めた希望を公平な表にする方法は「当直の割り振りを公平にする方法」を、作成全体の流れは「当直表の作り方」をご覧ください。
希望収集を、PIN共有だけに。無料で始められます。
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